共喰い現象
カード決済で3割、コンビニ決済で4割の利用実績があるが、両者を導入しても7割にはならない。


2008/May/14



【目次】
カード決済もコンビニ決済も消費者に人気の決済方法で、これらの決済を導入することによってショップの売上アップを見込むことができます。

それでは、両方の決済を採用することによって大幅な売上アップが期待できるのでしょうか?。

下表はカード決済とコンビニ決済の両方を導入しているショップにおけるそれぞれの利用実績です。(*8)

●カード決済とコンビニ決済の支払い件数の割合

・H社: 57%(クレジット31%・コンビニ26%)
・I社: 41%(クレジット29%・コンビニ12%)
・J社: 39%(クレジット21%・コンビニ18%)
・K社: 31%(クレジット15%・コンビニ16%)

既に述べたように「カード決済で3割、コンビニ決済で4割」の利用実績がありますが、残念ながら「両者を足すと7割」という具合にはいきません。最大でも6割弱の利用率で、平均を取ると、コンビニ決済だけを導入した場合と大差がないようにも思えます(何故でしょう?)。

カード決済とコンビニ決済ともに「利便性が高い」・「手数料が掛からない」という点が共通しています。逆に言うと、カード決済とコンビニ決済のどちらか一方を決済方法として提供すると、これらの消費者ニーズの大部分を満たしてしまうと考えられます。

したがって、カード決済とコンビニ決済の両方を導入しても、両者を単純に併せたほどの売上アップを見込むことはできないと言えます。

カード決済とコンビニ決済の双方を導入しようとする場合、この点も考慮する必要があります。(このような現象を「カニバライゼーション」とか「共喰い現象」と呼びます。)





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